VRは e-Sports に何を与えてくれるか<2>

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    VRは、インプットとアウトプット、どちらに革命的な事象となるかを論じると色々出てきそうですが、皆さんはどう想像しますか?

     

    某大人系のゲーム会社では、この秋に「恋愛シミュレーター」を発展させたゲームも登場するという、まさに「サロゲート」っぽい世界がやってきます。

     

    すでにP4でVR体験したよ、という方は「これでスポーツになるってことは、結局運動神経が上手さにつながるんだから、やっぱりゲーマーにはちょっとなぁ。。」と感じるかもしれません。

     

    第二回では、その点にちょっと目を向けて書き綴ってみようと思います。

    例によってホントに「個人的な見解」でもってw

     

     

    電子世界のゲームである LoL がなぜスポーツと言えるのか。

     

    それは、一つには必ず勝敗があり(基本引分が存在しない)、フィールドでゲームがスタートした時点ではプレイヤーは皆同じ条件で開始していて公平性があり、ランク制度があり(エキスパートとビギナーがキチンと分けられている環境があり、それがゆえに、サーバ内でトップレートプレイヤーも存在している)、ゲームの時間も大体1時間以内で終われる

     

    オンライン専用のゲームで、一人で参加若しくはグループで参加できるという敷居の低さもあるが、5人のチームを組んでチーム同士で競う事もできる

    これぐらい柔軟で且つ綺麗に区分けできるゲームならスポーツとしても成り立ちますよね。

     

    がしかし、プロと呼ばれるなら(競技から収入を得る)、結局は、観客や草の根プレイヤーがいるからこそ存在価値が生まれるのであって、誰も競技に参加しないスポーツではプロはいないのです。

     

    この点は野球やサッカーでも同じ。観客が生の試合を観客席チケットを買って観に行って、球場で飲食してグッズも買って帰ってくる。この流れがあるから選手も給料をもらえる。

    その他テーブルゲーム・・というにはちょっと申し訳ないですが、囲碁や将棋、麻雀も同じ。プロである以上賞金や協会から給料を頂けてるわけで。ま、それで生活費全て賄えているかどうかは別かもしれません。

    なので、生活できないプロはアルバイトもしていますね。球場・協会(相撲もそうです)は様々な処で収入を得ています。それが選手たちを育てる資金や試合の場を運営する資金になっています。

     

    1つここで興味深いたとえ話(現実に議論されている事ですが、全く分野が違うのでたとえ話とします)をしましょう。

     

     

    皆さん、自転車は乗りますよね。ママチャリもクロスバイクもロードバイクも全部自転車と呼ばれるものです。

     

    さて、自転車に乗る際、ヘルメットはかぶりますか?きっと、かぶる方とそうでない方に分かれるでしょう。

     

    実はこの業界では、ヘルメット着用の義務化をするかどうかで、自転車人口が増減し、ひいては自転車事故の比率にまで影響するので、慎重に議論されているという事実があります。

     

    LoL 界、いえ、e-Sports でも、ひょっとしたら VR に対して、導入する事で競技人口が減らないか(前述のとおり)、それとも向上していくのかを試行錯誤する必要に迫られるかもしれません。

    というのも、新しいシステムを導入すると、必ずと言っていいほど弊害が生まれます。

     

    かつてレコードやラジカセでしか音楽が楽しめなかった時代に「ウォークマン」という画期的な小型携帯音楽プレイヤーが登場した時、町中でウォークマンを装着した若者たちがふえ、自転車事故や、交通事故が急増しました。音楽を聴きたいがためにヘッドフォンやイヤフォンを装着したまま町に出た為、様々な音がかき消された結果、クラクションが聞こえない、話し声が判らないという弊害が生まれたのです。これは製造・販売に携わった人たちを驚かせた現象だったのではないでしょうか。

     

    VR も同じ弊害が生まれる可能性は否定できないと思います。

     

    冒頭に話したとおりVR世界は、現実世界から切り離した「仮想の世界」を提供することが得意なので、そこでは主人公はなんにでもなれます。もちろん異性にもなれるし動物にもなれる。液体人間、気化人間、植物人間、ゾンビ、等々おおよそ現実には存在しない「モンスター」にだってなれちゃいます。

     

    もちろん、そのためにはソフトウエアが必要で、ニーズのないソフトウエアが開発されるはずはありませんし、こうした「明らかに現実から離れてプレイヤーに中毒症状を与えてしまう」ものは淘汰されると思います。が、恋愛シミュレーターを体験した若い男女が果たして現実世界でも同じような恋愛が出来るようになるかというと、非常に難しい問題も起こるでしょう。

     

    <3>へ続く

     


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